姑息

意外とまちがいやすい言葉の紹介です。

姑息

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

文化庁による平成22年度の「国語に関する世論調査」でもおなじみの誤用の代表格の1つ、姑息。
もうひとかたの代表格「情けは人のためならず」が正用と誤用で拮抗しているのに、比べ、この「姑息」は誤用派(?)が7割、正用派が10%代半ばという状況です。
なぜ間違われるのか、考えてみました。おそらく!
姑という漢字でしょう。姑のため息が聞こえてくるような正しくないあるいは卑怯なことをイメージされるからでしょう。
誤用している人は「はあー。うちの嫁はまたあんな事をやっている。。。はあー」という情景が「姑息」から感じているのでないでしょうか??

漢和辞典で調べると姑には「しばらく」という意味があります。息には休むという意味があります。
しばらくの間休むことができる=一時しのぎ!
こう覚えておくと、誤用せずにすみますね。


チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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