わたし本とは

■作るときは 自分が楽しい わたし本
作家が本を書いているときというと、机に向かって頭を抱えていたり、筆が止まってうんうん悩んで気晴らしに外へ出ようとすると、担当の編集者が「先生、どこへ行くんですか? ダメです。原稿を仕上げてからにしてください。」とたしなめるシーンが映画やドラマで見られます。

脚色はあるでしょうが、プロの作家業とは厳しいものです。
でも、一般の人が本を書こうとするときに、そんな労苦をすべきでしょうか?
私たちはそうではないと考えています。そのためのお手伝いをしようと思っています。

チョイ上の自分史/世相史わたし本は一人悶々と産みの苦しみに耐え忍んで作り上げるものではありません。記憶力の鍛錬でもありません。
チョイ上の自分史/世相史はわたし本はお客様と文研ビズとの共同作業により作り上げるものです。

わたし本を作るうえで、テーマ選定と題材探しは言わば人生の華を探すことです。原稿作成は、その華にスポットライトを当てる作業です。
いちばん輝いていたあの頃あのときの気持ちをふつふつとよみがえらせることが、何よりのわたし本作りの醍醐味なのです!

※自分史と世相史の違い
自分史とはご自身のこれまでの知識と経験をあるテーマに絞り込んで書き上げたものです。
世相史とは、ある時代に焦点を当てて、あるテーマを分析、解明したものです。作者の知識と経験を基に分析・解明していきます。
つまり、自分史を「ある時代」という切り口で構成したものが世相史です。

■作ったあとは 読み手が楽しい わたし本
誰が読んでも面白い原稿を書くには、ちょっとしたコツがあります。
読み手のことを考えずに、生まれてから今日までを記憶と資料を参考にずらずらと並べた自分史や世相史は誰も読んではくれません。

「500ページの大作になった」という自分史の達成感はかなり大きいものでしょうが、それが読みやすく面白くなっているかどうか、そこが肝心です。

私たちがお手伝いするチョイ上の自分史/世相史わたし本は、分量も内容も、書き手であるあなたの達成感を考慮したうえで、読み手が楽しく読んで、「面白いっ!」と喜んでくれる本です。

■1度作ったら、また作りたくなる わたし本
わたし本は、生まれてからの出来事をただ並べるだけではありません。テーマを絞り込むのがわたし本です。作る目的は「これから先の人生」にあります。

想像してください! 1冊のわたし本ができたときのことを。その達成感と満足感はこたえられないものでしょう。ご家族や知人に贈りましょう。するとそのわたし本を読んだ人が「これは面白いね」と感想を言います。「また書いてみてよ」と次作をせがまれることでしょう! そんなことになったらどうしますか!!!

「次は何をテーマにして書こうか!」わたし本を書き上げた方はみんなそうおっしゃいます。過去から未来への架け橋となり、この先の人生を張り合いを持って過ごすためのわたし本だからです。