文章を書くときに、助数詞を活用していますか?
自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。
モノを数えるときに、個(コ)あるいは本だけですませるより、ほかの助数詞を使ってみるとキラリと光る文章に早変わりします。
ささいなことですが、お試しください。
お寿司といっても、折り詰めです。
折り詰めは、「人前」または「折り」ですね。
お寿司を一折り下げて、父はゴキゲンで帰宅した。
というと、目に浮かびますね、昭和のサラリーマン。
ぼくも小学生の頃、父がお土産に折り詰めを持って帰ってきたときは、たまらなく幸せでした。