意外とまちがいやすい言葉の紹介です。
間が持たない?
自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。
文化庁による平成22年度の「国語に関する世論調査」で、6割以上の人が誤用していた「することや話題がなくなって時間をもてあますこと」
もちろん、正しくは「間が持てない」です。
日本語として「間が持てない」では文法的におかしく見えるので誤用する人がいるのだと思います。
仕方ありません。
なんてことを言っては、仕方ありませんので、ちょっと考えてみました。
文法的におかしいということは、何かが省略されているのです。日本語では主語が省略されることがあります。
この「間が持たない」は主語が省略されているのです。
私は間を持つことができませんでした→間が持たない
こう考えれば文法的におかしくありません。
この「間」日本文化では重要な存在価値があります。
間が持てない人は間抜けになってしまうからです!