説明の文をカットして要約する

文書を読むときのちょっとしたコツの紹介です。
文書を読むチカラが身につくと、文書を書く力が自動的に向上します。
なぜなら、そこには分かりにくいものを分かりやすく捉えるチカラが読解力だからです。

説明の文をカットして要約する

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

とある専門学校で作文の授業を担当しているのですが、そこで教える作文の基本に、
「段落は、中心となる文とそれを説明する文から構成される」というものがあります。

そして、段落を要約するには、中心となる文だけにすれば良いというテクニックを教えています。
このことを「読む力」に適用すれば!

なんか余計なことが書かれているようで、だらだらした文だなと思ったら、段落ごとに、中心となる文を説明する文を消していきましょう。
説明する文とは、中心となる文の具体例であり、比較であり、比喩であり、補足であり、例えであり、言い換えです。
このような説明する文を削っていくことで、中心となる文だけになり、骨格をなす文だけの文書になり、要約文ができあがります。
要約文を読み通した上で、説明する文を読んでいくと、それまでより理解が深くなっているはずです。


チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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