盾の両面を見よ

故事成語の紹介です。

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

盾というと、「矛盾」を先に思い浮かべるが、故事成語には、こっちも。
今では廃刊(休刊?)されてしまった ○年の学習のことわざ紹介のコーナーで紹介されていたことを憶えている。

一本道があって、その真ん中に盾が木からぶら下がっている。
その両側に 男の人がいる。
一方の男は「金の盾だ」、もう一方の男が「銀の盾だ」と言っている状況がこの「盾の両面を見よ」のエピソード。
今にも、ケンカが始まりそうなときに、通りすがりの人が「両方合っていますよ」と言って、収まったとか。

近いものとして、禍福はあざなえる縄のごとし、人間万事塞翁が馬、とかがある。

ぼくは手相の専門学校の師範代コースに通ったことがあるのだけれど、そこでも吉と凶は物事の両面と習った。
見方によっては、吉であり、凶ともなると。
手相を観れるようになって、これがいちばんの収穫だ。


チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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