自分史の例-交友録

■こんな人にオススメです
チョイ上の自分史/世相史わたし本なら、取り上げるテーマは多彩です。
「人脈こそが私の財産」という方でしたら、個性ある人との出会いをまとめた交友録をおすすめします。

「いや、私はなんの取り柄のない人間で」と謙遜される方がおられます。なぜ、なんの取り柄もないと謙遜されるのかというと、その方の人脈が素晴らしい場合がほとんどです。ご自身の長所や実績も素晴らしいものをお持ちなのに、スゴ過ぎる人と知り合いになったばっかりに「いやいや、こんなのは大したことない」と謙虚になってしまうのです。

実にもったいないことです。ご自身の長所や実績をテーマに取り上げても、面白いわたし本ができあがるのですが、ご本人が認めていらっしゃる「スゴ過ぎる人脈」をテーマにすると相当面白い、チョイ上の自分史/世相史わたし本が完成します。
これまでの半生に出会った人との出会いとその人物評。あなたならではの人を見る目や分析力であなたの周りにいるユニークな人、才能ある人、尊敬する人、あなたの人脈を語ってみましょう。

※交友録で世相史を書くには

世相史とは時代時代の切り口で、あるテーマを分析・解明したものです。人生ノウハウも立派な世相史の題材になります。
例えば、上述の交友録。世代ごとに共通点はありませんか。一般的に交友録は、著者を軸に綴られていきますが、世相史なら、交友ある方を時間軸で再構築します。
すると共通点が必ず浮かび上がってくるはずです。

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D.C.さんの交友録

■きっかけは、セカンドライフ
D.C.さんは定年退職を迎え、悠々自適の生活を楽しみにしていました。
「もう毎朝早起きしなくてもよい! 寝坊しても大丈夫。前の日に夜更かしても問題ない」と子どもに戻ったような気持ちでいました。

さて、定年退職してみると。
意外なことに、毎朝決まった時刻に目を覚ますのでした。30年以上の習慣は身体に染みついているのでした。
朝食前に少し新聞を読み、通勤電車で新聞を読み終えていました。電車に乗らなくなったので、食事を済ませると、ゆっくり新聞を読みます。それでも小一時間で読み終えてしまいます。
サラリーマン時代はなかなか時間が取れなかった庭木の手入れも、始めてみると1ヵ月おきだったからこそ、やることが見えていたことがよく分かりました。

「そうだ、定年退職の挨拶状を書こう」D.C.さんはそう思いつくと、年賀状や名刺を整理し、挨拶状を書き、送りました。
決まり文句だけのはがきでは味気ないと、送る相手をグループ分けし、できるだけ自分の近況を知らせるように手作り感のある挨拶状ができました。
そしてD.C.さんは思いついたのです、「交友録をまとめてみよう」と。
幼馴染み、学生時代の友人、会社の同僚、取引先のユニークな人々。なかには相性の悪い人もいましたが、離れて客観的に思い起こすとそれぞれに思い出があり、決していやな気分にならないのでした。
「オレはつくづく、対人運に恵まれていたな」、D.C.さんは自分だけの自分史(交友録)を読み返すとしみじみ思います。
特に読んでほしいと思った友人たちに、できあがった交友録を贈りました。しばらく途絶えていた友だちでしたが、喜んでくれ、話は弾み、思わぬ再会は至福の時間をもたらしたそうです。

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