題材メモを書く

世相史という言葉を耳にするようになりました。時代時代を独自の視点で切り取って読み解いた文書です。
この世相史、どうやって書くのでしょうか? その手法を解説していきます。

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

題材メモを書くのですが、これはメモですから、思い付くままに書き出します。

役に立とうが立つまいが、どっちだろうなんて考えることは不要です。
いやむしろ邪魔です。
題材の洗い出しをするときは、取捨選択してはいけないのです。
これはどの種類の文書作成時にも当てはまることです。

ただ、世相史を書く際、特にグループで書く場合に、1つ、たった1つだけ気にしておくことがあります。
「タグを付ける」のです。
タグとは、関連語です。キーワードです。あとで分類するときの分類語です。

例えば、電話がついた思い出を書くとします。

小学4年生のときに家に固定電話がついた。
同じクラスのこうちゃんの家にも同じ日につくらしい。ということで
家に帰ったら、電話する約束をして下校した。
話した内容は「もしもし」「はいはい」「電話つながったね」「うん」「じゃあね」

タグ:電話、我が家に初めてやってきた、同級生

というように、関連語というか、その題材を検索するときに使いそうな言葉、それを付けておくのです。
また、題材メモですから、論理的にまとまっていなくてもかまいません。
オチが無くてもかまいません。
話が欠落していてもかまいません。
それが題材メモというものだからです。


チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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