誤差のおはなし


書名:誤差のおはなし―測る世界の原点を探る (おはなし科学・技術シリーズ)
著者:矢野宏

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

誤差というものは、自然科学に限らず、「測定」を語るに欠かせない理論だ。
測定と言えばばりばりの理系分野なのだが、この誤差というもの、実に人間的なものだ。

「きちんと計れば誤差なんてないはず!」と言う風な精神論をかざすのは、文系人間と言うよりは、算数や人間というものが分かっていない人の言うこと。
理系人間なら、「きちんと計る」の定義から始めるのだ!

この「誤差のおはなし」もそこから始まる。
全数検査より、抽出検査の方がより正確だそうだ。びっくりしたが、的を射ている! 素晴らしい。
誤差のこと、もっともっと知りたくなる。



チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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