言葉の豆知識:蝋燭の数え方

文章を書くときに、助数詞を活用していますか?

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

モノを数えるときに、個(コ)あるいは本だけですませるより、ほかの助数詞を使ってみるとキラリと光る文章に早変わりします。
ささいなことですが、お試しください。

お盆です。ご先祖様にお参りするときです。
日本でいちばん蝋燭を目にする時期だと思います。

その蝋燭、1つは1本です。それを束にして、1束(たば)です。
ま、今は箱に入っているので、1箱ですね。昔は束で売っていたので、1束と数えていました。

ところで。
束見本と書いて、なんと読むかご存じですか?
「つかみほん」と読みます。
出版業界用語なのですが、ぼくはこれを耳で覚えたので、何の違和感も持ちませんでしたが、文字を初めて見た人は、「つかみほん」とは読めないようです。

チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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