言葉の豆知識:お刺身の数え方は?

文章を書くときに、助数詞を活用していますか?

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

モノを数えるときに、個(コ)あるいは本だけですませるより、ほかの助数詞を使ってみるとキラリと光る文章に早変わりします。
ささいなことですが、お試しください。

お刺身はお料理ですから、1人前と数えますね。

不思議なのは、この「1人前」!

1人前つまり1人分ということですが、「これだけ食べたら十分だろうが!」というのかというとそうでもない。どうして1皿と言ってくれないかと常々思っています。

20年ほど昔のサラリーマン時代のことです。
雑誌の編集部にいたぼくは、忘年会の幹事を言い渡されました。
「すき焼きなんて食べたいね」なんてことを編集長に言われて、有頂天になって、とある名の知れたすき焼き屋に電話すると、1人前が3500円くらいとのこと。
すき焼きは高いと思っていたので、それは安いと思って、「ほんとに1人前3500円ですか!」と再度確認しました。
「はい、そうですよ。ただし、女性の方でもみなさん2人前は召し上がります。男の方ですと3人前ずつくらいは召し上がっておいでです。」
と言われたことがあります。。。

チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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