発想のヒント:地図から

世相史という言葉を耳にするようになりました。時代時代を独自の視点で切り取って読み解いた文書です。
この世相史、どうやって書くのでしょうか? その手法を解説していきます。

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

さて、題材探しの続きです。
年表、人物相関図のほかに、もう一つの有効なツールがあります。
それは地図です。

活動の拠点となった地域、事件の起きた地域。重要人物の所在地域。
このように、地域をキーにすると。

関連性のないものが実は非常に近接した場所に集中していた!
なんということがあるかもしれません。

そうすると、今度は逆にある地域に焦点を当てて、ある時代とある地域の関わりという点で
採り上げたい世相が時代という時間軸と、地図という空間軸から浮かび上がってくることがあります。

世相はとかく時系列、つまり時間軸に依存することがほとんどです。
そこで、地図という空間軸に着目すると、まったく新しい価値観が生まれるのです。


チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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