文書作成:考え方のコツ-127-

今日は文書を書くときの考え方(企画)のちょっとしたコツの紹介です。

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

新聞の投書記事は勉強になることが多いのですが、そのなかでも投稿者のプロフィールにも注目しましょう。
プロフィールといっても、大まかな住所と名前、年齢と職業だけです。
このプロフィールは主張している意見を補強しています。「誰」が主張しているのかによって説得力が変わるのです。

でも、人それぞれのプロフィールは変えられません。
これを文書作成に応用するには、エピソードを使うのです。
記述している内容に対しての自分との関わりを記述するなどすることで説得力をあげることができます。
例えば、「本能寺の変には徳川家康の陰謀があった!」なんていう文書を書いたとします。書き手のプロフィールが「40歳・都内在住・公務員」ではなんということもありません。
そんな文書を書くには歴史好きに違いありませんから、「40歳・都内在住・公務員・年に2回は歴史探訪旅行、休日の過ごし方は歴史書あさり」としておけば、専門家なんだということが分かりますよね。

チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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