制作作業をモジュール化する

マニュアルバイブルから学んだこと

啓学出版(今は存在していない)発行のマニュアルバイブル(絶版)という本があります。
この本から学んだことの一部をここに紹介していこうと思います。

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

このマニュアルバイブルでは、ソフトやハードを説明対象、つまり機能や操作方法をモジュール化し、マニュアル構成を考えよと主張しています。
この手法をマニュアル制作の進行管理にも適用せよとも言っています。

下記をモジュール化して、その工数を明示し、進行管理に役立てようというものです。

題材探し:記載情報の取捨選択
構成検討:記載の情報の並べ替え
担当者割り振り:記載情報の文字数などの分量の明確化と振り分け
原稿執筆
推敲
原稿チェック

こうすることで、遅れ気味の担当者から未消化の作業を、進行の進んでいる担当者に移したり、日程を再変更したりなどできるからです。
明確化すると言うことは、特定の人にしかできない作業を減らして誰でも担当できるようにすることが目的です。
担当者の希少価値という点では、この手法は望ましくないのですが、作業管理する側としては望ましい手法です。


チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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