世界一おもしろい江戸の授業


書名:世界一おもしろい江戸の授業
著者:河合敦

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

歴史の面白ガイド。
歴史なので、学者によって、諸説あるだろうから、著者の言うことがすべて正しいわけではないだろう。
江戸時代の身分制度は、そんなに厳しくなかったと書いているなど。
確か福沢諭吉は、上士に対して、自分の親が道で出会ったとき、土下座して通り過ぎるのを待っていて、その身分制度をなんとしても変えたいと勉学に努めたと聞いている。
というわけで、参考意見として読むべきなのだが。
これまでに聞いたことのある意見が、ここに書かれていると「そうそう」とつい納得してしまう。
というわけで、多少江戸時代のことは知っているぞと言う人が、自己満足するために読むことをおすすめする。

悪意はないのだろうが、勝海舟は貧農の出だった。という説も、曾祖父が農民だったとしても、親の代で武士になっているのだから、もう武士でいいじゃないかと。
そんなこと言い出したら、おおかたの武士は、農民だった。おおかたの農民は武士だった。おおかたの職人は農民だった。おおかたの商人は農民だった。となって収拾がつかないのに。。。


チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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