レコードの曲をパソコンに録音

ソニーは、レコードの曲をデジタル化して直接パソコンに録音できるプレーヤーを、2008年4月15日に発売する。
アナログ音源のレコードをデジタル化するので、CDにも携帯プレーヤーにも保存できる。
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自分史を作成するときに必要不可欠なものは自分史のネタです。
自分史のテーマとして地味なテーマを選んでも、ネタ次第でとても面白くなります。またテーマがどんなに希少価値があったり、興味をそそるものであっても、持ちネタが乏しければ十分な吟味で取捨選択できずにすべての持ちネタを使わざるを得ないことになります。自分史を作成するときにネタが豊富にあるかどうかは、読んでおもしろい、チョイ上の自分史を作成しようと思ったらため込んでおくに限るのです。
ここでは、自分史のネタ集めとして、ニュースを元に思い返す出来事を書いていきます。

レコードからの録音と言えば、中学時代にクラスメートのナガタ君に、ぼくが山口百恵のLPレコードを持っていることを話すと、「テープに録音させてくれ」と頼まれた。

(法律で違反されているのに、どうしよう)と迷っていると、「俺が責任持つ」とナガタ君は言う。
「じゃあ、今度うちに来いよ」ということになって、次の日曜日にナガタ君は我が家にやってきた。

レコードプレーヤーはお座敷に置いてあったので、ナガタ君をぼくはお座敷にあげた。
我が家のしきたりでは、お座敷はお客さんをあげるところであって、子供の友達ごときが入ってよい空間ではない。この事典でぼくはびびっていた。
「さ、早いとこ録音しよ!」せかしながら録音を始める。
録音といっても、プレーヤーには出力端子などなく、ナガタ君持参のラジカセの内蔵マイクをスピーカーの方に向けて、風呂敷で周りを囲っての録音だ。

何曲目だったか忘れたが、父が外出先から戻ってきた。車のエンジン音などが聞こえた。
(いかん、お父さんに怒られる)ぼくは早く録音を終えて、ナガタ君をお座敷から出て行ってもらいたい。
ナガタ君は(雑音が入ったからやり直し)という顔をしていたが、ぼくは「大丈夫、大丈夫」と彼をせき立てた。

翌月曜日、学校で会うなり、彼はこう言った。「nh、やっぱり車の音が入っている」
以来、彼とはレコードと録音以外の話をするようになった。

チョイ上の自分史わたし本なら文研ビズ

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