マニュアルの索引は何に使う?

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ぼくはテクニカルライターをかれこれ20年やってきました。
そこにも、作文のテクニックが隠れているかも!?

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

索引といえば、キーワードがあって、その言葉が記載されているページですよね。

でも、マニュアルの場合はちょっと違います。
目次から探せない言葉でも、その情報を探すための、いわば第2の目次です。
それなのに、例えば「ハードディスク」ということばで、5,85,124のように何カ所も記載箇所を表記している索引があります。

ぼくは、そんなダメな索引を作ったことはありません。
というのはウソで、新米の頃は過去の記述方針を踏襲して、そのようなダメ索引を作ったことがあります。
でも馴れてきたら、そんなことはしなくなりました。
例えば「ハードディスク」ということばで、5,85,124となっていたら、
ハードディスクの意味-5
ハードディスクの手入れ-85
ハードディスクのトラブル-124
のように、該当箇所では何が情報提供されているのかを書くようにしています。

では、なんでその手間を惜しんで「5,85,124」のような雑なことをするんだと思っていたら、
これは雑な仕事の結果ではなかったのです。

索引を用語解説として活用するという手法があったのです。
そのため、あるキーワードがあれば、その言葉が記載されているページを全部記述するのです。
そうすると、「その言葉の意味が分かる」という仕掛けなのです。

なんと、これが「マニュアルの作り方」というような本に書いてあったのです。
記述書や専門書なら、そのような手法はアリでしょうが、操作を説明するマニュアルでその手法はないだろうに。

なんでこんな勘違いをするようになったかというと、それは後日!

チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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