のぼうの城


書名:のぼうの城
著者:和田竜

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

知人に、「面白い時代小説で、いいのは?」と尋ねて、教えてもらったのが、のぼうの城。

推薦通り、一晩で読んでしまった。
ハリウッドスタイルそのままのストーリー構成だ。
主人公はやや頼りない。そんな主人公にとてつもない危機が訪れる。
彼は乗り越えられるのか。歴史小説なので、乗り切ったことは既知だが、読書中は、ドキドキしながら読み続けられる。

そして一件落着も、何とも爽やかな気分に浸れるのだった。
主人公だけでなく、その脇役たちも爽快な人たちだ。

痛快な時代小説はこれまで何冊も読んだけれど、爽快な青春小説を読んだのは、これがはじめて!


チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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