「取り消し」と「撤回」の使い分け

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自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

「取り消し」と「撤回」って似ています。
取り消しとは、以前言ったことをなかったことにすることです。
撤回は1度出した意見を引っ込めることです。

同じ事じゃないかって?
これが法律用語になると厳密に使い分けるようです。

例えば、契約を取り消すというのは、その契約自体をなかったことにすることです。
契約を撤回するというのは、契約したんだけれども、それをなかったことにすることです。

撤回の場合は、契約の成立は認めたうえで、なかったことにすることです。

ときどき、要人が発言を取り消したり、撤回したりしますが、そういう意味を分かったうえで、取り消したり撤回したりしているんでしょうか?
弁護士の指示だったら、そうなのでしょうね!

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