言葉の豆知識:希望の数え方

文章を書くときに、助数詞を活用していますか?

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

モノを数えるときに、個(コ)あるいは本だけですませるより、ほかの助数詞を使ってみるとキラリと光る文章に早変わりします。
ささいなことですが、お試しください。

アラジンの魔法のランプをこすったら、煙とともに現れる大男が「お前の望は何だ? 言ってみろ」という場合は、「願い事は3つあります!」でいいのです。

でも。
例えば、先日のワールドカップのサッカーで。
PK戦になったとき、日本の勝利を願ったのは、「一縷の望み」ですね。
「いちるののぞみ」と読みます。

叶うか、叶うとしてもわずかな可能性のような、細い、細い筋のことを一縷というのです。

チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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