新老人論 本当は楽しい75歳からの生活


書名:新老人論 本当は楽しい75歳からの生活
著者:米山公啓

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

75歳の平均余命は、男性で11.58年、女性で15.38年。つまり半数以上の人がこの年数以上生きて行くことになる。
年をとると時間の経つのが早くなるとはいうものの、12/15年ほどを楽しく暮らすか寂しく暮らすかは大きく違うし、もちろん楽しく暮らすべきだ。
昨今の政策を見ると老後はうれしくない気がするが、そんな不安は国家に任せて、個々の我々は「老後は楽しい」ことを実践するようにしたいものだ。
「老い」とはその昔よい意味だったはずなのに、今では「老人」という言葉すら表だっては使われなくなった。
それもこれも老後生活が暗く悲惨な印象があるからだ。あるいは悪い意味で「世代交代」が使われているからだろう。

誰もが何れ遭遇する老後。それは明るく輝かしいものなのだと信じることができる1冊で、読み終わってすっきりした気分だ。
そうそう、本文中に紹介されていた『私は3年間老人だった』が読んでみたくなった。


チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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