新ライバル物語〈第1巻〉―闘いが生む現代の伝説


書名:新ライバル物語〈第1巻〉―闘いが生む現代の伝説
編者:産経新聞特集部

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

最近の風潮として、売れる本というのは書名と表紙カバーだそうで。
お金払ってもらえさえすればよいというこけおどしの本が巷にあふれている。
それで何度出版界に憤ったことか。
しかし、また書名と表紙カバーで「読んでみよう」という気持ちがわいてくるのもホントの話だ。

この本も書名を見たら、半数以上の人が手に取るのではないか、その半数が読み出すのではないかという出来だ。
所が。
この本はこけおどしではない。1巻を読んだら2巻が読みたくなる内容なのである。
ライバルといっても取り上げた2者の絡みがうまく表されているようでもないのに、へーえ、そうだったんだと思わせてしまう。
こんな組み合わせがライバルだったんだと言う驚きというか切り口に載せられて読み進めてしまう。
元は産経新聞の特集コラムだったそうだ。
リアルタイムで掲載されたときは、毎日が楽しみだったに違いないと思う。
その頃(平成15年4月から平成16年4月まで)産経新聞を購読しておきたかったと後悔している。



チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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