伝えたい情報は何?

文書を書くときの考え方(企画)のちょっとしたコツの紹介です。

ちょっとした文書を書こうとして、その文書で伝えたい情報は何だろうと考えたことありますか?

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

・事実や出来事
・事実や出来事への提案
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・事実や出来事に対する気持ち(喜怒哀楽)

ざっと考えると3つあるのですが、それを2つに大別してみました。
上の2つは、要領よく、所謂「分かりやすい」文書にしておけば事足りるのですが、
「気持ち」を伝えたいときは、要領よく分かりやすい文書にすれば事足りるというわけにはいかないからです。

毎週水曜日に、リライト例をお見せしています。
そこでは、要領よく分かりやすい文書へのリライト例をお見せしていますが、
夢を見たご本人のとまどいや喜怒哀楽が、要領よく分かりやす区なったため、薄れてしまっているときがあるのです。

手紙の書き方で、野口英世のお母さんの手紙がお手本として掲載されることがよくあります。
文章読本で紹介されることもあります。
その手紙の文章はちっともうまいものではありません。しかし、気持ちを伝える文章としてはすばらしく良いできです。

気持ちを伝えたいときは、分かりやすい文章であることはないなと思う今日この頃です。


チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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