書名:クリスタル殺人事件
著者:吉村達也
自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。
短編小説に欠かせない、オチ。
予想できるものもあれば、予想外の展開もある。
しっかりと構想を立てて、きちんと書かれているのだが。
それがなんとも無機質な小説なのだ。
何だろう、この不思議な感じ。「ふーん。今度はこのオチを考えたのか」という作者の工夫は伝わってきて,それはもうよく思い付いたなと感心する。
けれど、小説のもう一つの醍醐味の、感情移入というかわくわくドキドキ感がわいてこないのだった。